2017年2月28日火曜日

警備員の心がまえ

 年度末も押し迫ってきました。そう、現任研修の季節ですね。今年度もいろいろありましたが、今回はちょっとのっぴきならない事態になっています。もしかすると、営業停止になって会社潰れるかも、くらいのことが起こりました…。非常にマズいです。

 ともあれ、今回は現任でやる警備員の心がまえ的なことをちょっと文章にしたので、我ながらええこと書いたと思ったので載っけておこうと思いました。以下引用。

・現場についた時、終了したときには必ず上下番を行うこと。連絡不履行は以後隊員評価に影響するものとする。1号警備において引継ぎ、上番の際に会社に連絡したものが会社に上下番する場合は除く。

・警備員として常にその品格を自問すること。特に制服を着て勤務をしているときはお客様、第三者、そして仲間に対して礼節を重んじること。態度、言葉遣い、相手への思いやりを持つこと。

・身だしなみに気をつけること。毎朝ヒゲを剃り、顔を洗い、身なりを整えること。制服も汚れる前に洗濯すること。


・挨拶を怠らないこと。毎日を気持ちよく過ごすために、仲間、お客様、第三者への挨拶を行うこと。挨拶は生活の基本である。基本が欠けている者に微笑む者はいない。


引用終わり。

 隊員への連絡も含めて心がまえを説いてみましたが、我ながらええこと言いますね(ドヤァ。

 これまでのエントリもそうですが、現任のネタに困ったときはテキトーに引用してもいいですよw♪

2017年1月4日水曜日

明けましておめでとうございます。

 新年明けましておめでとうございます。

 世界でたったひとりにしか見られてない模様のこのブログですがw、かなりいいこと書いてるという自負はあります(最近はすっかりネタもなくなりましたが…)。

 さて、今年から会社の評価で給与に格差を設けました。まぁいろいろ意見は出るとは思いますが、会社としてはより貢献してくれる隊員さんによりいい暮らしをしてほしいですからね。去年の12月の初旬に給与改定の手紙を出したのですが、こちらの耳にはどういった感想も届いていません。まぁ、額が下がった人はいないから今回の査定はそれほど文句はないとは思いますが…。ただ、これから必ず「おまえいくらになった?」みたいな話になるだろうから、そこからですね。ナンクセつけてきても会社には理由があるので話して納得しなきゃ辞めてもらえばいいとも思っています。

 しかし人集めがはかどりません。年末に相次いで不幸があり、施設警備で空きが出たので募集をかけているんですが、最近は施設でも人が来ないですね。10数年前なら施設で募集打つとそこそこ人が来たものですが…。やっぱり労働環境を良くしないと、集まりませんね(基本的には給与ですよね)。

 そんな中、交通誘導もかなり状況は厳しい。お客さんはいるけど、隊員が集まらないから仕事が受けられません。ウチは地場ではけっこういい日当だと思ってるんですが、やはり交通誘導という仕事自体に魅力が薄いですからね…。なんともし難いところですね。

 今の会社のリソースで、どこかに軸足移せる業態ってないかしら…。

2016年11月26日土曜日

「打ち合わせ」 してますか?

 「ダンプ下がるから後ろ見て!」職人さんによく言われますよね。

 反射的に「はい!」なんて返事をしてしまいますが、運転手さんはどうするつもりかわかっていますか?

 ・移動する目的
 ・どこまで行くのか
 
 これがわかっていないと、正確に誘導することはできません。

 実際 冒頭の言葉を投げかけられ、言われるままにバックを見ていたのに、どこまで下がるかがわからずに「あれ? ぶつかっちゃうよ??」と思いながら停止させることができずにぶつけてしまったという事例もあります。

 「ストップ!」という言葉は、否定的な意味を包含しているため、心理的に声に出しづらい部分はあります(相手にダメ! と言っている気になる)。

 運転手からすれば当然「ガードマンがいるんだから大丈夫」と思っています。それなのにぶつけてしまったら? どうなるか、わかりますよね?

 ぶつかる前には確実に「ストップ!」と言うためにあなたがいるんです。その責任を忘れないでください。

 あ、やべぇな。と思ったら、ここぞとばかりに「ストーーーップ!!」とでかい声出しましょう。気分いいですよ(笑)。

 話がそれましたが、正確な誘導は、相手の目的と、どこまで行くのかがわかってなければできません。

 ですので、急に「ちょっとバックするから後ろ見てね!」と言われても、「どこまで下がります?」とか「左うしろにプレートあるの見えます?」とか確認することが大切です。

 「打ち合わせ」といえば少しおおげさですが、それくらいの細かい意思疎通を場面場面ですることによって、より正確な誘導が行えるのです。また、そうやって細かく話し合いをすることによって、「あ、こいつわかってるな」と思わせることができます。そうやって信頼を積み重ねれば、いろいろと動きやすくもなると思います。

 何度でもいいますが、誘導の本質はコミュニケーションです。必要な打ち合わせをしっかり行って、より確実に誘導してあげてください。

2016年11月25日金曜日

気温の急変にはお気をつけを。

 平成28年11月24日、みぞれが降る寒い朝、隊員が亡くなりました。現場に上番した直後、施設の入り口で心筋梗塞か類する病変が起こったらしく、そのまま帰らぬ人に…。

 発見されたときにはすでに事切れていたようで、警察などが現場を見た際「ご遺体」という言葉が出ていたそうです。73歳。つい2日ほど前に少し談笑したときはいつもどおりお元気そうでした。いつも笑顔で話しかけてくれる優しい人で、個人的にも好きな方だったので何とも言えない気分です。いつか人は亡くなってしまうものだとしても…。急激に寒くなった日だし、ヒートショック的な負担が体にかかったのも原因だと思います。

 警備員は高齢な人がおおく、これからもこんなケースはだんだん起こると思います。生きてりゃいつか死ぬんだとはわかっているものの、やるせない気分です。

 ご家族に連絡したり、警察に勤務形態を聞かれたり、いろいろ大変でした。特に警察がしんどい。まぁ悪さしてるわけじゃないんだけど、しんどいんですよね(笑)。

 現場は残っているので、また新しい隊員を補填しなければ…。給料安いから隊員集めるのがまた大変です。

2016年11月18日金曜日

給料の査定と現場手当てとか考えたり…

 また片交やってきました(またか)。

 しんどいですね、バスどおりでの片交(ヽ'ω`)。

 現場によって料金変えた方がいいな、と思いました。片交手当てつけるとかしないと、隊員も現場選ぶクソ野郎ばかりだからな(溢れる本音w)。

 今弊社では、入った時期によって隊員の賃金が違ってて、そういうのって簡単にバレちゃうんですよね。そんで料金の高いあいつとは組まねぇ、みたいに言うやつもいて、配置に苦労してます(笑)。

 お客さんと値段交渉して少し請ける値段上げたことだし、早く給料上げる方向で実力や会社への協調性なんかで査定して変更しないとなぁ…。
片交できる人間限られてるのにこんな現場ばかりで辛い(笑)

2016年11月15日火曜日

現場で考えるべきこと

 普段現場に立っている時、何を考えているのかと言うと、9割以上が「早く終わんねぇかな…」あるいは、「今日何時に終わるんだろ…?」だと思います。正直一日の給料が決まっているわけですから、より早く終わった方がよりお得ですもんね。

 それはさておき、ガードマンと言う立場で現場を回すことを考えた時、しておいた方が良いことがあります。それは、「次に何が起こるか」を考えておき、「そのための準備」をしておくことです。

 例えば水道工事の現場ならおおまかに ①舗装を剥がす ②土を掘る ③配管 ④埋め戻し ⑤転圧 ⑥舗装を引く という流れがあります。

 最初の①の部分では現場の工事作業帯に空のダンプがまず入りますよね。ユンボで剥がした舗装を積み込むことから始まりますから。ダンプは道路の上りから来る? 下りからくる? 作業帯のどこから入る? 入るのはダンプの前(頭)からそのまま? 後ろ(ケツ)からバックで? この疑問に対して、「向こうからダンプがやってきて、ここで頭を振って作業帯の後ろからバックで入る」までわかっていれば、ある程度コーンバーを外しておいて、「ダンプが来たらあそこで合図を出してここのカラーコーンをずらして誘導しよう。」くらいまでの準備ができるはずです。ここまで予想できていれば、慌てることなく余裕を持って誘導できます。その余裕は誘導に自信を加え、より安全な合図が出せるはずです。

 素早くダンプの出入りに対応し、大きな声でわかりやすい合図を出していれば、運転手や監督などに「お、あのガードマン動き良いな」と思われます。現場はただ立っているだけの人より、しっかりした人が欲しいと思うのは当然なので、それだけでアピールできることでしょう。「明日も来いよ」と言われるのは実はかなりの褒め言葉です。それがあなたの価値を高め、同時に会社の価値も高めます。

 ですから最低でも今現場の状況が①~⑥のどこなのか、次にこうなるからどうするべきかを考えられるようになってください。この程度なら、「早く終われ」でいっぱいの頭でも余裕で考えられるはずです。

 前にも書きましたが、現場では職人さんが働いていて、ガードマンがどれだけ頑張っても現場が早く終わるわけではありません。しかし、ガードマンとしての仕事をより良く行うことでスムーズに現場が動けば、それは良いことに間違いありません。定められた仕事をきっちりこなすのは、お金をもらっているプロフェッショナルとして当然のことです。日々精進してくださいね。

2016年11月14日月曜日

笑顔の価値

 現場で職人さんや監督などと会った時、どのように挨拶してますか? 

 しないと言うのは論外ですが、同じ「おはようございます」の言葉も、相手を見もしないでボソっとつぶやくようでは義務で縛られてしているかのようです。挨拶するのは常識だからと、でもめんどくさいと思っているのが透けて見えます。朝から無意識的にネガティブな空気を醸しているのかも知れません。

 相手の目を見て、普段より少し高い声で、笑顔で挨拶すればまったく印象が違ってきます。たったこれだけ。少し意識を代えるだけで、相手の印象をよくできるはずです。

 何もないのに笑顔など出ない、と思う方は、誰か好きな人(ペットなどでも)に会うのを想像するといい顔になるのではないでしょうか。笑顔で語りかけてくる人には明るい雰囲気が感じられるはずです。人と会う前に少しだけ想像力を使えば、その後の良好な関係が作りやすくなります。ぜひ試してみてください。

 お金も使わず、お金で買えない良好な関係が望めるなら、やらない手はないですよね。今からでもすぐ実行しましょう。笑顔大事ですよ。たとえ話すのが苦手でも、にこにこして話を聞いているのなら、相手も悪い気はしないでしょう。

 あなたが笑顔になると、あなたの周りが変わるかもしれません。あなたの周りが変わると、あなた自身にも変化があるはずです。

 笑っていられないような毎日を過ごしているかもしれませんが、それは他人にしたら関係のないこと。無味乾燥とした毎日は、あなたの無表情からきているかもしれません。まずは今すぐ、口角上げて過ごしてみてください。